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瀬之間 和仁

燥邪と寒邪 ③


前回の補足です。


体を温める身近な食べ物のひとつに「生姜(しょうが)」があります。

漢方でも利用されており「生姜(しょうきょう)」と呼ばれます。


お豆腐やお肉と合わせて食べると美味しいですよね。豚汁に入れても絶品!(笑)

体を温める効果があることも、皆さんご存じかと思います。


生姜の体を温める成分には、ジンゲロールとショウガオールがあります。

ジンゲロールは殺菌力が強く体表の血行を良くし、発汗や解熱の効果があるとされます。

そしてショウガオールは、胃腸の血行を促進させ体を内側から温めます。

体温が上がると免疫力も高まるのです。


ナマの生姜にはジンゲロールが多く含まれます。

おろし生姜が冷奴や揚げナス、素麺に冷や麦などの薬味として夏場に多く使われるのは、このため。美味しいだけではないんです。

だから冬場に体を温めようとしてナマの生姜を取りすぎてしまうと、体表温度が上がり熱が放散してしまう可能性が…。逆に冷えてしまうかもしれません。注意です。


寒い時期は、ジンゲロールよりショウガオールという感じ。


生姜を加熱調理することで、ジンゲロールはショウガオールに変わります。

煮物に入れたり生姜湯として飲んだりするといいですね。


ショウガオールたっぷり、内側から体ポカポカ!


そういえば、一時期は生姜紅茶というのも「冷え性改善」として流行りました。漢方風ハーブティーみたいな。

ハチミツを少しいれると喉の殺菌力もアップ。風邪予防に良さそうてす。

「美味しくて健康に良い」


これ最高ですね♪

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