前回、津液について少し書きました。
本来であれば、気・血・津液(水)と三点セットで説明されることが多いのです。製薬会社さんのHPでよく見掛けられますね。
さて、この3つの共通点は?
それは“循環”。
3つとも体を循環して生命活動を維持している大切なものです。
血は体を栄養し、津液は潤わせ保護して不用なものは流し出す。
この2つは皆さん納得いくかと思います。
でも“気”って?
あ・や・し・い…
って思っちゃいますね(笑)
見えないし、検査しようとしても“気”そのものは検出なんか出来ません。TVや漫画では、何かのエネルギーみたいに発射されちゃったりして。
でも、東洋医学で説明される“気”は、そんなに怪しいものではありません。
だって東洋医療系専門学校の正課授業でもやりますし、薬科大学の漢方の授業でも勉強されてます。なんと国家試験にも出題されちゃいます。
ある意味では、国も認める東洋医学の基本的な概念だということです。
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