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瀬之間 和仁

暑邪

そろそろ、湿度に暑さがプラスされますよ。そうです、“暑邪”です!

暑邪は五臓六腑の心と小腸をおかします。熱がこもり面色が赤くなり、汗をかき、口渇を起こす。

体内の津液(しんえき)※を消耗してダルくなる。

上記を読むと思い出すのが熱中症ですね。基本的な対処法は熱中症予防と同じだと考えて良いと思います。

あと、心や小腸を補う食べ物は、赤いものと苦いものだそうです。

トマト等の夏野菜は体の熱をさまします。暑い時期に苦いゴーヤなんかも良さそうです。


食養生も勉強しないといけないなぁ…なんて考えながらこれを書いてます。

暑さが本番を迎える前に、まめな水分摂取の習慣と、ミネラルバランスを整えておきたいですね。



※津液(しんえき)

津は陽性の水分のことです。澄んで粘りけがなく、体表を潤して体温を調節しています。汗や尿となって体外に排出されます。

液は陰性の水分です。粘りけがあり、体内をゆっくり流れます。骨や骨髄を潤しているといわれています。また、目・鼻・口などの粘膜も潤します。

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